ケアに怯えるわけ
社会的に脆弱な患者は、職員が職場での自身の立場の不利を被りながらでも守らないとケアできないことがある。
ケアするものは、ケアすることにより不利な立場に追い込まれる。これが大抵の職員をケアの前で身をすくまさせてしまう原因である。そしてそのことへの自責感は、患者の「非常識さ」への非難で埋め合わされようとする。
これが「ケアの倫理」を論じる際の最大の要になるところである。
脆弱な人をケアしようとするものが不利になる、脆弱になるというところに不条理があるので、患者の動揺し共感を呼びにくい意思決定や、ましてケアへの感謝が不十分に見えるなどという点が不条理なのではない
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