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2026年3月 4日 (水)

2026.3.4 県連理事会挨拶

急に暖かくなって来て、新年度を迎える準備も忙しい日々ですが、会議参加ご苦労さまです。

2月28日のアメリカとイスラエルの国際法を蹂躙したイラン武力侵攻以来、世界情勢が一変しました。

ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザでのジェノサイド、アメリカによるベネズエラ攻撃と階段を駆け上がるように武力による支配が時代の主流になりつつあります。

資料1は、今日の毎日新聞です。スペインはイラン攻撃に自国の基地を貸すことを断りましたが、イギリスはインド洋にある基地を貸すことを決めたので、戦略爆撃機B52が使用される条件が出来上がり、これを背景にトランプ大統領は、攻撃の新しい大波が来ると公言しています。

1945年310日にB29が東京を無差別爆撃したような光景がテヘランに再現されるのでしょうか。

数十年後に振り返れば、私達は第3次世界大戦の真っ只中にもう入っているのかもしれません。

というのは、この事態の日本への影響は石油不足問題という受け身の話にとどまらず、すでに日本も戦争当事者として急速に変化しようとしているからです。

その例はいくらでも挙げられると思いますが、ここではごく最近の事案を2つ示しておきたいと思います。

防衛装備品の輸出ルールを変えて殺傷能力のある武器の海外輸出を解禁することを自民党が今週に提言することを決めたのはご存知だと思います。これはアメリカの武器庫に日本がなるという変化です。

もう一つは、3月3日昨日の話ですが、衆議院予算委員会の審議の短縮を、早くも異例の委員会強行採決で決めました。

3月19日の日米首脳会談に備えて、巨大与党が野党に有無を言わせない国家運営が始まっているとしかいえません。

日米首脳会談では、これまでの延長線上にはない米国の要求が突きつけられ、これに高市首相が乗っていくことが予想されています。その中には、この事態を安保法制(2015年)の要である存立危機事態と捉え、イランの実戦へ自衛隊派兵することも当然含まれます。そうすれば戦後初めての戦死者が生まれることは確実です。

こういう情勢のなかで、私たちがどうすればいいかというのは相当に難しい問題ですが、ともかくいろんな人と話しあって、反戦平和の輪を拡大していくしかないと思います。

ちょうど、4月22-24日に韓国の民医連に相当する「社医連」の研修団を山口民医連で引き受けることになりそうですので、これまで考えていた予定も大幅に変更して、東アジアの平和を医療という立場から築く戦略を中心にした交流にしてみたいとも思っているところです。

では、今日は全日本民医連総会の報告も受けて、特に熱心な討議をお願いして挨拶といたします。

 

 

資料2

*衆院予算委、与党が「異例」の採決強行 10日に中央公聴会開催

毎日新聞2026/3/3 17:41(最終更新 3/3 17:41

衆院予算委員会は3日、2026年度予算案の採決の前提となる中央公聴会を10日に行うことを自民党、日本維新の会の賛成多数で議決した。予算審議の冒頭で行う3日間の基本的質疑が終わったばかりの時期に、中央公聴会の日程を決めるのは異例。野党側は質疑時間が不十分だとして反対したが、坂本哲志予算委員長(自民)が職権で議題とすることを決め、議決を強行した。

 予算案の年度内成立を目指す与党側は、13日に予算案の衆院通過を目指している。予算審議の遅れは高市早苗首相が唐突に通常国会冒頭で衆院解散に踏み切ったことが要因だが、衆院選で圧勝した後初めて、「数の力」を背景に野党の反対を押し切って採決を行った。 例年、当初予算案は衆院で1カ月程度かけて審議する。高市内閣は「責任ある積極財政」を掲げ過去最大規模の一般会計総額122兆円を計上するにもかかわらず、与党が目指す通りの日程なら例年の半分程度で異例の短さとなる。中道改革連合の重徳和彦国対委員長は3日、与党側の国会運営は「常軌を逸している」と批判した。

 

 

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