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2026年3月31日 (火)

2026.4.4 「元気の出る看護介護症例検討会」あいさつ

2026.4.4 「元気の出る看護介護症例検討会」あいさつ

あいにく天気が良くないのですが、桜が満開の土曜日に症例検討会参加ご苦労さまです。
新年度の始まりですが、気候危機解決に全くの前進がないこと、それどころか圧倒的にそれに逆行するトランプの戦争ということで世界中の不安も深まっています。

とはいえ、ちょうど今は新入職員のオリエンテーションの時期に重なっています。私も県連会長として、毎年、民医連の医療や介護がどんなものかをごく短く話すという役割が与えられます。
今年は民医連の目指す「いのちの平等」について、他の病院では5割くらいにもなる差額ベッドのないこと、さらに無料低額診療を実施していることだけでなく、健康の社会的決定要因SDHという学説に注目して、病気の大元となる貧困や格差という社会問題にも挑戦していることを話しました。しかし、冒頭述べた不安の中で社会生活をスタートする人にとって、民医連の理念がどれだけ一人一人にとって重い課題を突きつけるのかということを考えると、やはりもう一つ、民医連の特徴として職員の間の連帯ということを付け加えないではいられない気になりました。それがつまり「ケアの倫理」ということなのですが、今日はそれについて最近少し考えたことをお話しします。

毎週金曜日、午後9時5分からNHKラジオで作家の高橋源一郎が語る「飛ぶ教室」という番組があるのを知っている人はいますか。
先週の3月27日はキャロル・キングの歌が取り上げられていました。キャロル・キングは1942年生まれ、僕より10歳年上のアメリカの歌手、シンガー・ソング・ライターですが、1971年「君の友だち」という歌を作りました。その年のグラミー賞で最優秀賞をとりました。Youtubeで探してもらえればすぐに見つかりますからぜひ聞いてみてください。あるそう年配ではない事務職員の人が、それを知っているといってメロディをハミングしてくれましたから、今更聴いてみなさいと言うまでもなく皆さんご存知かもしれません。
ラジオ番組ではそれを聞くのではなく、ゲストの伊藤比呂美さんという詩人が自己流に歌詞を翻案して朗読していました。(番組冒頭では高橋源一郎さん自身の訳も紹介され、それも心を打つものでしたが)
それを ここで読んでみます。

落ち込んで
悩みがあって
助けが必要で
何もうまくいかないようなとき
目を閉じて、わたしのことを考えてごらん
すぐに、私は、そこに行く
あなたのいちばん暗い夜だって明るくしてあげる
あなたはわたしの名前を呼ぶだけでいい
いい?
どこにいようと
わたしはあなたに会いに駈けもどってくるから
冬も、春も、夏も、秋も、
あなたは呼ぶだけでいい
わたしはたちまちやって来る
そう、そう、そう、
あなたには友だちがいる

結局、私達の目指すものは1971年のキャロル・キングの歌に帰っていくのだろうかと思います。
私達民医連の職員はずっと昔から一人ではなかった、これからもそうだと思います。
今日はこの症例検討会が参加者の皆さんを深いところで揺さぶり、生きていく助けにもなることを祈って、私のご挨拶といたします。

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2026年 4月1日 新入職員歓迎あいさつ

2026年 4月1日 新入職員歓迎あいさつ           
山口民医連会長で宇部協立病院内科・総合診療科の野田浩夫です。
皆さんの入職を心から歓迎します。

あいさつに代えて民医連の目標である「いのちの平等」の意義について短時間話したいと思います。

「いのちの平等」は、不平等や差別がまだまだ残り、いや残るどころか拡大しつつある現代社会にあって、最低限、いのちだけは平等であるべきだというスローガンです。

これは普通に考えると、病気になったときの治療に貧富の差があってはならないということになるでしょうか。
もちろん肺炎になったとき使う抗生物質に貧富の差があるというのは今の日本では考えにくいと思います。違いがあるのは病原菌の違いによるものしかありません。

しかし、それだけで「いのちの平等」が達成されているというわけでは決してなくて、病院の中にも貧富の差はじつに広く影響しています。それどころか21世紀になって以降、貧富による格差は拡大の一途です。
そういう中で、いまの私達の実力のみでは抵抗を貫くということはできませんが、一つ象徴的なこととして差額ベッド料は取らないことにしています。病気の重さでなく、金のあるなしで入院環境が違うということがないようにというのが私達の基本的な姿勢です。

全日本民医連の全部を合わせると、病院は140強、診療所は500弱、職員数は8万数千という日本有数の民間病院団体になっているのですが、そのどこにも差額ベッドは原則ありません。もし大変な経営困難で差額ベッドを取らなくてはいけないときは、全日本民医連に届け出て、承諾を受けなければいけないという不文律になっています。

さらに無料低額診療という、終戦直後の救貧制度的な福祉制度が忘れかけられていたのを蘇らせて、お金がなくて病院にかかれないという人が出なくなるようにも頑張っています。
済生会病院にもこの制度がありますが、いろいろ制約を設けていて、積極的にこれを活用し、自分たちの利益を削っても、医療機関にかかる権利「受療権」を確保しようとしているのは実質的には民医連しかありません。

しかし、病気になったときだけの平等が「いのちの平等」かというともちろんそうでありません。
20世紀後半に急速に発展した医学関連の学問に社会疫学という学問があり、そこで明らかにされたのは、私達が生まれて、育って、教育を受けて、成人として生活し、やがて老いる過程のすべてが健康に強力に作用している、実は健康状態のほとんどすべてを決定しているということでした。これを社会的影響要因といいます。つまり貧困と格差の中で生きていれば、その程度に応じて必ず健康は破壊されるということです。

癌になりやすさなどは遺伝子が決めていると思われているかもしれませんが、遺伝子が発動するかどうかにも社会的要因が影響を与えます。

したがって、「いのちの平等」を唱えるなら、そこまでさかのぼった対策を立てなければ無意味なのです。
病院で命を救うということと同時にそれに挑まなければ、私達の存在する意味も失われる、虚しいものになると思います。

例えれば、崖の上で残酷な殺戮が行われているのを止めもせず、崖から落ちてくる人だけを救急車に乗せているのでいいのかということです。


話が長くなってしまいましたが、ウクライナやガザの事態を典型として戦争被害が世界中にひろがっています。とりわけアメリカ・イスラエルのイラン侵略戦争はほとんど世界大戦に匹敵する影響を全世界に及ぼしつつあります。生きていくに必要なものも保障されなくなるのはまず貧しい人たちからです。
この戦争こそこの時点でのいのちの平等の最大の敵だということは間違いありません。
皆さんは、ある意味、極めて特殊な時期に医療介護、そして民医連に足を踏み入れた人たちだと言えます
その前途は決して明るいものではないかもしれませんが、どんな時も民医連は掛け値なしにあなたの仲間としてあなたたちのそばに必ずいます。

僕の年代のものとしては、例えばキャロル・キング「君の友だち」、サイモン&ガーファンクル「明日への架け橋」で歌われたような気持ちでいますので、是非明日から、同じ気持ちで安心して前に進みましょう。以上でご挨拶を終わります。

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2026年3月27日 (金)

2026.3.25 県連理事会挨拶

すっかり春めいて来ましたが、夕方の会議参加ご苦労さまです。
例年だともうすぐ桜が満開になるのが楽しみだとかという話題になるのでしょうが、事態は、2026年2月8日に自民党が大勝利した総選挙あたりから、2月28日のアメリカとイスラエルによる無法なイランの大規模攻撃、その後のイランの反撃と続いて、まさに大動乱に陥っています。
3月11日は言うまでもなく東日本大震災と福島第一原発事故から満15年の記念日で、原発について言えばなにも前進が見えないことに驚きもするのですが、いまやイランやイスラエルの原発が攻撃目標にもなっているという情勢です。
ホルムズ海峡閉鎖による石油輸入の困難が国民生活の大きな危機につながるのは間違いありません。それは、コロナ蔓延の頃を超える生活費等の健康の危機になるかもしれません。

また、この間、2月7日は長生炭鉱で遺骨捜索に参加していた台湾人の男性ダイバー1人が事故でなくなる、3月16日は沖縄県辺野古沖合@で修学旅行の高校生と抗議船の船長の2人がなくなるという痛ましい事件が相次ぎ、それぞれの運動に暗い影を投げかけました。特に後者は総選挙で新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」が総崩れになったなかでのことで深刻さが浮き立ちます。

こういう中にあって、唯一相対的に良かったことは、3月20日の日米会談で、ホルムズ海峡への自衛隊派遣を求めるトランプ大統領に高市首相が日本には憲法9条があるので派兵には制約があると言ったことくらいでしょうか。
世論は明らかに圧倒的に派兵反対であり、高市首相のホワイトハウスを舞台にした裏切りを国民の大半が心配していたわけですが、少なくとも表面的にはそうはならなかったので、9条改憲議論もしばらく頓挫するとは思えます。
しかし、スペインほか多くの国は国際法違反の暴挙に手を貸すことはできないとごく普通のことを主張しているのに対し、日本政府は国際法違反を事実上支持しながら、ただ憲法9条のみを言い訳にしている点にきわめて危ういものを感じます。

身の回りのことで言えば、昨年8月の山口宇部空港の特定利用空港指定についても、ごく一部の人しか参加しない「宇部空港騒音公害対策協議会」への説明で住民説明は終わっているのだという住民無視の強硬姿勢が続いています。職員の中で亀浦や草江に住まわれている方はこの3月の自治会総会資料などでその一端を伺うことができると思いますので、ぜひ情報収集に協力していただけたらと思います。
しかし、こうした呼びかけも、いま自民・維新が策定を狙った「スパイ防止法(インテリジェンス・スパイ防止関連法制)」では弾圧される対象になるのではないかと思います。

今日は、情勢をどう体系的に述べるかという点では、最初からそれを諦めざるを得ない混沌とした状態なのですが、こういうときだからこそ
「いのちの平等」「反貧困」の旗を高く掲げることによってまさに路地や街の通りから反撃の運動を再構成していく必要があるのだろうと思います。

そういう意味で雑誌「地平」2026年4月号に掲載された「もやい」代表の稲葉剛さんのインタビューを資料に添付します。1990年代のホームレス問題、2008年のマン・ショックのさいの「年越し派遣村」を経て、2013年の生活保護基準引き下げ反対運動までの流れを掴むことができますし、最後の方で「いろんな分野で対人援助を行なうNPOは増えても政策提言、制度改善というソーシャル・アクションがなくなっている」という彼の苦言は、今後の私達の運動の再構成に役立つ視点だろうと思います。

今日は是非、理事の皆さんの今の情勢に対する考えを率直にに述べてもらえる場にしたいと思います。
また、4月下旬には、韓国から社医連の皆さん約10人の山口民医連視察も受け入れました。
これは東アジアから広がる平和の基礎につながる市民交流ですので、ぜひ積極的に取り組んでほしいと思います。
ではよろしくお願いします。

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2026年3月12日 (木)

オバマのジェシー・ジャクソン追悼演説を聞いてみた夢

3月9日から胃腸炎が主のウイルス感染を罹患して、倦怠感に耐えて診療するが、隙があれば横臥して過ごすような数日になっている。
そういう中で、今日眠る前にほんの偶然に今年2月17日に84歳で死亡したジェシー・ジャクソンの葬儀でのバラク・オバマの30分位の演説を見た。 (ccで英語自動字幕になります)

ジェシー・ジャクソン牧師はオバマの先駆者ともいうべき黒人宗教家・政治家だったが、オバマが彼を形容するのに「audacity」大胆不敵という言葉を使ったのが印象的だった。
最後の方で毎日毎日、民主主義が侮辱され希望が消え失せるようなこの日々だが、と痛烈に現政権を批判して、ジェシーのくれた希望を今こそと言って演説は終わった。

それに心が動いたせいか夢を見た。

目覚めて忘れられないので記録しておく。

闇のように黒い土地か海か空間を何か贖罪のような目的で二人で歩いているのだが、その空間にたまたまかけっぱなしにしていた音楽が花のように浮かんで来る。聞き慣れたものだったのに次々と全く違う意味を伝えてくるという奇妙な体験。

https://www.google.com/search?hl=ja-JP&hl=ja&client=mobilesearchapp&sca_esv=663206272e2400e5&channel=iss&rlz=1MDAPLA_jaJP969JP969&v=411.0.879111500&q=%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E6%BC%94%E8%AA%AC&docid=vMyLQepPcFWslM&ibp=video&shndl=41&shmd=H4sIAAAAAAAA_51TzW4TMRBWOSCUR-A0yoFIKGzTIhVaqUJt1BBCVRp-WnGc9U52nfXawZ7Ndm-8DncegAfgoRhn21KgJ272jGfm-7753Pv2qJdNnK_Iw7mnoDOyDO9SrBAKZ50P8J7WCcwoBIIZqjI4OwgwMJSjasEt5NmKBoAMFVXOazQQyK-1ogOYfDo9hQ_nJyfj6eOyYF6Fg-1tssq3K6bsGad2lOSBkbVKlKu2dYU5hVdfDiVzcHSW7b9W81lzNJotr87ml7b8XJy3ux_fqIyfL3cbvd9euVHZjk26dzHlOZv5fP4kHO6Mnv58-A-nY_SC_pqap4UhJRjAWeCCwCDT_Uz7fzLtx4qJ1xm2Q2AyRttcOrg6oM0CNIWDHKWjl97sQJGh1Mfmt1OUXmsDXucFBzCEGXkZY_SCQFsYF1ph7uS5KNpvCNBLnZTIGEkjsK5IxpAFzaDQQkpQoN9MiwCTfq_XkVw6bQXF4i8lAswcwXE8g2CWkzEwFh7susB1wYWs8I5-b6WlQZii9zpEKBkJLPIRmKcKfRmiCSLNqahBUbCp4PmtF-CCyVsngbtEXWe0TqBbreNtpZ2lbsI9og1h5YwW62jscFfa6sAxEbeQ6W67E0oT2Hlxg00MFtu_3Eug1-tf_oe-cIKqgMhHttNgSVCvYjI4KbTUAIaAteE43NVedKqc8tHjMiCw5pqFVxgKZheNIt-F02hNdhuEIjfeKOBrs4FrsInv5bggK9pGZ7mqcnELSj5UK6hkF-0GVuvqu7i4EG5hE13WgUWYzA54Ey430e7UiGVF0RB0amjYv_4oAXWWXP148HXr-9YvgJhSNCwEAAA&shmds=v1_ATWGeeMUsfAY43XNH512PDQOwyUrylou9eBsYQjOdOVrZJHVdw&source=sh/x/vid/m1/5&kgs=c3af2871f3bb965f&shem=shrtsdl&utm_source=shrtsdl,sh/x/vid/m1/5#fpstate=ive&vld=cid:a197afd1,vid:NLbYCv3Zx5A,st:0

 

 

 

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2026年3月 5日 (木)

どんな民医連をつくりたいか

どんな民医連をつくりたいかと聞かれて端的に言えば、内にも外にも平等と自治を求めて前進する民医連ということになる。

内にも外にもということが大事で、一人一人にとっての組織内での自己肯定感と、集団で社会に貢献している連帯感が両輪として与えられなければ、どちらも嘘になる。

組織様式はヒエラルヒーを排して可能な限りフラットで、社会には空気や水のように溶け込む。

②代議員で盛岡の民医連総会に行った人から話を聞く。

僕が文書を出していた問題意識など一顧だにされていないようだ。
ま、それも良い。僕のact locallyの実際の方針がそれで揺らぐわけでない

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2026年3月 4日 (水)

2026.3.4 県連理事会挨拶

急に暖かくなって来て、新年度を迎える準備も忙しい日々ですが、会議参加ご苦労さまです。

2月28日のアメリカとイスラエルの国際法を蹂躙したイラン武力侵攻以来、世界情勢が一変しました。

ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザでのジェノサイド、アメリカによるベネズエラ攻撃と階段を駆け上がるように武力による支配が時代の主流になりつつあります。

資料1は、今日の毎日新聞です。スペインはイラン攻撃に自国の基地を貸すことを断りましたが、イギリスはインド洋にある基地を貸すことを決めたので、戦略爆撃機B52が使用される条件が出来上がり、これを背景にトランプ大統領は、攻撃の新しい大波が来ると公言しています。

1945年310日にB29が東京を無差別爆撃したような光景がテヘランに再現されるのでしょうか。

数十年後に振り返れば、私達は第3次世界大戦の真っ只中にもう入っているのかもしれません。

というのは、この事態の日本への影響は石油不足問題という受け身の話にとどまらず、すでに日本も戦争当事者として急速に変化しようとしているからです。

その例はいくらでも挙げられると思いますが、ここではごく最近の事案を2つ示しておきたいと思います。

防衛装備品の輸出ルールを変えて殺傷能力のある武器の海外輸出を解禁することを自民党が今週に提言することを決めたのはご存知だと思います。これはアメリカの武器庫に日本がなるという変化です。

もう一つは、3月3日昨日の話ですが、衆議院予算委員会の審議の短縮を、早くも異例の委員会強行採決で決めました。

3月19日の日米首脳会談に備えて、巨大与党が野党に有無を言わせない国家運営が始まっているとしかいえません。

日米首脳会談では、これまでの延長線上にはない米国の要求が突きつけられ、これに高市首相が乗っていくことが予想されています。その中には、この事態を安保法制(2015年)の要である存立危機事態と捉え、イランの実戦へ自衛隊派兵することも当然含まれます。そうすれば戦後初めての戦死者が生まれることは確実です。

こういう情勢のなかで、私たちがどうすればいいかというのは相当に難しい問題ですが、ともかくいろんな人と話しあって、反戦平和の輪を拡大していくしかないと思います。

ちょうど、4月22-24日に韓国の民医連に相当する「社医連」の研修団を山口民医連で引き受けることになりそうですので、これまで考えていた予定も大幅に変更して、東アジアの平和を医療という立場から築く戦略を中心にした交流にしてみたいとも思っているところです。

では、今日は全日本民医連総会の報告も受けて、特に熱心な討議をお願いして挨拶といたします。

 

 

資料2

*衆院予算委、与党が「異例」の採決強行 10日に中央公聴会開催

毎日新聞2026/3/3 17:41(最終更新 3/3 17:41

衆院予算委員会は3日、2026年度予算案の採決の前提となる中央公聴会を10日に行うことを自民党、日本維新の会の賛成多数で議決した。予算審議の冒頭で行う3日間の基本的質疑が終わったばかりの時期に、中央公聴会の日程を決めるのは異例。野党側は質疑時間が不十分だとして反対したが、坂本哲志予算委員長(自民)が職権で議題とすることを決め、議決を強行した。

 予算案の年度内成立を目指す与党側は、13日に予算案の衆院通過を目指している。予算審議の遅れは高市早苗首相が唐突に通常国会冒頭で衆院解散に踏み切ったことが要因だが、衆院選で圧勝した後初めて、「数の力」を背景に野党の反対を押し切って採決を行った。 例年、当初予算案は衆院で1カ月程度かけて審議する。高市内閣は「責任ある積極財政」を掲げ過去最大規模の一般会計総額122兆円を計上するにもかかわらず、与党が目指す通りの日程なら例年の半分程度で異例の短さとなる。中道改革連合の重徳和彦国対委員長は3日、与党側の国会運営は「常軌を逸している」と批判した。

 

 

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2026年3月 1日 (日)

3月1日

土曜日の午後、イラン攻撃のニュースを知った。

イラクのサマワに行った自衛隊員の帰国後の自殺者が多かったということだが、今度は直接の戦死者が出るのではないか。石油危機を煽り立て、これを存立危機事態だと強弁して派兵すれば。

ある人の投稿によると、若い活動家の口汚い罵倒が彼らの身上にかかわる重い反撃を受け始めたようだ。

それを機会に表現の自由を平気で蹂躙する広範な言論弾圧が始まる雰囲気でもある。後で振り返れば、例えば浜矩子さんなどもアホノミクスやタコイチという用語を使わなかった方が良かったのではないかということになるのかも知れない。そう言わなくても人が聞くに足る主張であったのだから。

夜は別の投稿に驚いた。

宮本顕治さんが、今は自分たちの頃と違って、活動して殺されることはないのだから大胆にやっでほしいということを語っていたのを思いだすが、そうならない可能性も感じる。

二つの海流に挟まれて泳ぐ魚には彼らの泳法が必要であるように、僕らは正しい語法を知らなくてはならない。それは詩を書くのに似ている。

いずれ、正しいビルからの飛び降り方などを学ぶことが必要にならないように。

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自転車修理

昼は久しぶりになじみのA輪業に行き、自転車を修理してもらう。今回はいつもの2倍で1万円弱かかった。

その前の晩、後輪のタイヤの表面が広範囲に裂けているのに気づいたからである。


「本当によく自転車に乗られますね」と、ほとんど発語のない老店主に代わって奥さんが言う。

褒め言葉ではない。

「どうしたら、こうビリビリにできるのだか」


後輪にほとんどパンクに近いすごい違和感を感じながら2週間も乗っていたからである。医療機器だったらありえない話。

整備不良の自転車に乗っているとして警察に捕まったり、いや不意に転倒して骨折などする前に気づいて良かった、

というより、やっばりそれはだめだろうというレベルである。

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