秋と石原裕次郎
秋になると、つい石原裕次郎の歌謡曲「夕陽の丘」を思い出してしまうので、僕は実年齢よりよほどお爺さんだと思う。
特に「かいなき命ある限り」のフレーズを思い出すと、生きていても仕方がないのに生き残ってしまった、いまは命という牢獄にとらわれているようなものだ、と感じていた戦後の青年の心象が、なんとなく今の自分に重なってしまうのである。
担任がなんかのテストから単純計算して、「だから野田君は12歳なのに心は18歳です」と誰かに言っていたのも思い出した。なんかの間違いだと思うけど、同じ計算をすると108歳。
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