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2024年3月 3日 (日)

雑誌「現代思想」2月号

で、自分が一知半解で小説「ハイファに戻って」を読んでいた事がわかった。
主人公が追放された故郷ハイファを再訪できたのは、1967年第3次中東戦争で勝利したイスラエルが、1948年のナクバの際に主人公が逃れた先のヨルダン川西岸地区の中心都市ラマッラーを占領したからだった。
行政的に統一されたので、イスラエルが自らの繁栄を誇示するためにアラブ人に故郷再訪を許可した。
その時の主人公のたどる経路は、ラマッラーからまず南に向かい、まだ東西に分割されていたエルサレムを窓口にして経由して、遠回りしながらイスラエル本土内を通って北上しハイファに着いたはずだ。
乗っていた車がヨルダン・ナンバーだったのは、イスラエル建国の1948年から第3次中東戦争の1967年までは、ラマッラーはヨルダン領であり比較的平穏に経過していたからである。

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