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2024年2月13日 (火)

医局報を再刊するアイデア


しばらく廃れている医局報を再刊するアイデアを思いついた。

①メイン記事は一つ。「医師の肖像」。
これはある人材派遣会社の雑誌のパクリである。
10人少ししかいない医師の掲載を一わたり終われば、1シリーズ終了でふたたび医局報は長い休刊に移行する。

②インタビュワーは公募の医学生。おおよその医師略歴を示された上で、この医師の越し方、行く末、日々の喜びや悲しみはどんなものだろうという想像力と好奇心を中心に質問を考えてもらう。
「歴史的使命を終えつつあるかに見える高齢者医療中心の中小病院の医師の複雑な思いの研究をプロジェクトにして、できれば社会医学系の学会で発表したい」と思う野心的な医学生を見つけられればこれ以上のことはない。

③あくまで医学生目線で、本人の無駄な自慢話と思える部分は容赦なくカットする。全部がカットされる医師がいるかも知れないが。ともかく時代に翻弄され、不安に震えながら、明日への希望を持ち続ける医師像、その死生観、人生観を浮き彫りにしたい。やぁどこか演歌調だなぁ。
④インタビューの方法については、当院の産業医を委託している県立病院の精神科医から講義を受けることにする。
なお、これは相当額の有料の委託にする。

なお、このアイデアを採用された医局があればご一報ください。支払先は僕になっている請求書をお送りします。

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