共助が公助に昇華・飛躍することは可能だ(関 耕平 島根大学)
簡単に言うと、互助・共助の場面に働く規範・道徳が「ケアの倫理」。
公助のシーンで用いられるのが「正義の倫理」。家父長的な頑迷さで排除的な形式論に陥っていることが多い。
私達は共助を国から強制されているが
それでも、今の努力を続ければ共助が公助に昇華・飛躍することは可能だ(関 耕平 島根大学)。
それを「地方自治の中心に『ケア』が位置付けられる」と呼ぶ。(全日本民医連46回総会議案)
ここでは正義の倫理が、形式的な頑迷さから脱して、ケアの倫理と一体化する。
ロールズやセンの「正義」もそのことを目指していたはず。
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