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2023年12月13日 (水)

老後の関心領域の分散


マルクスの晩年は関心領域が分散した結果、さして実りのないものになって、そして彼は黄疸を発し、嘔吐が止まらない中で死んだというのが、これまで信じられて来たことだった。
斎藤幸平が明らかにしたのは、そういう通説は誤りで、マルクスは必要な関心領域を自然に絞り、自然と社会の二元論の壮大な展開を図って多大な成果を挙げながら、それらを未完のままにして死んだということだった。

ところで、その話と比べようもないことだが、僕も老後の関心領域の制御できない広がりに苦しむ1人である。どの話題も読み込めばきっと面白い、その気になれば読み込むこともきっとできると思う。
しかし、診療が終わる午後9時には必ず疲弊し切っている。なのにアマゾンで届く本はどんどん溜まるという悲惨さが日々深まっていく。

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