国家権力を握って上から資本家を統制することなしに本当に世の中が変わるのかという不安
ミニュシパリズムは素晴らしい。市民が直接的な主人公となって自治体を舞台に世界を変えていく。
しかし、国家権力を握って上から資本家を統制することなしに本当に世の中が変わるのかという不安は常につきまとう。ある時までのマルクスはそう考えていた。少なくとも「共産党宣言」の頃は。
世界でもその問題を考える人はいるらしく、今日届いたアーロン・ベナナフ「オートメーションと労働の未来」はそれを扱っているらしい。題名とどう結びつくか、読まないとわからない。
しかし、国家主権・資本主権はもはや世界を統治できなくなっているのは以下の引用のように明らかである。
| 固定リンク
コメント