正義の第三原理?人は必要に応じてケアを受け、能力に応じてケアを与える
全日本民医連が入っているビルに、川本隆史さんが近所の東大(本郷)からママチャリで気軽にやってきて短い講義をしてくれたことがある。
その時勧められたエヴァ・フェダー・キティの厚い本「「愛の労働 あるいは依存とケアの正義論」はちゃんと読んだつもりだったが、あっさりいうとこのことだったかと今日改めて思った。
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エヴァ・フェダー・キティによる正義の第三原理。依存する人、それをケアする人を正義の原理に包摂するにはロールズが唱えたニ原理では不足で、このような形での拡張が必要だ。
エヴァ・フェダー・キティによる正義の第三原理。依存する人、それをケアする人を正義の原理に包摂するにはロールズが唱えたニ原理では不足で、このような形での拡張が必要だ。
人は必要に応じてケアを受け、能力に応じてケアを与える、そしてケアの関係にあることによって不利にされない必要な資源と機会が社会制度とそいぇ援助される。それによって自尊心が満たされる温かい人間関係の中でケアが持続的になる。
もっとあっさりいうと第一原理の基本財のリストに健康とケアを加えること。 測定は難しいが。
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