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2022年10月14日 (金)

FEC自給圏ーケアの自給とは?

内橋克人さんがFEC自給圏を提唱したことは有名で、未来の地域のあり方として僕らも賛同して受け入れているのだが、地域での食料自給、エネルギー自給が分かりやすいのに比べ「ケアの自給」は少しわかりにくい。

それより「ケアの時給」のほうが身につまされる喫緊の課題だ。

それはそれとして、「ケアの自覚と自律」ではどうだろうか。

医療・介護・保育・教育などが別々に存在するのではなく、「ケアという一つのセクター」の一員としての自覚を持ち、自律的に協力し合うということを「ケアの自給」だと考えてはどうだろうか。
その時、一体感は、このセクター全体が一つに結ばれたソーシャル・ワークを基礎にしているということから生まれるだろう。

今日はそんな事を考えながら医療生協の地域福祉戦略部として宇部市の教育長に面談を求めた。
教育畑との懇談は2週間前の県立大学学長に続いて2回目である。

 

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