仕事を投げ出したい人もいる
行き詰まりは、日当直やそれを補佐する待機が組めなくなることから始まる。日当直はその手当を増やせば紹介業者経由の人をいっとき確保できるので、手当600円の常勤の待機に穴が開くことのほうが先行して現れる。目の前のつまらない課題で大きな声を出し合っていれば、そのことが直視できない。計画を組む担当の医局秘書だけが仕事を投げ出したい気持ちになりながら危機を早期に察知するのである。
滋賀や栃木のように、センター病院を持たない診療所群に戻ればまた安定はするのだが。
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