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2022年6月16日 (木)

重田園江さんとシン・アナキズム

シン・アナキズム について

なんでも「シン」とつけると映えるらしいので、これからは僕の立場も「シン・ミンイレン」と自称してみよう。

6月18日13時30分から非営利・協同総研「いのちと暮らし」の年次総会があるが、その記念講演が明治大学教授で、再読すればとんでもなく面白かった「社会契約論」(ちくま新書)の著者 重田園江さんである。

彼女がその講演の事前資料として示したのが「シン・アナキズム」という連載の「ポランニーとグレーバー」の連載の一部なのである。https://nhkbook-hiraku.com/n/n786bf6de0712?magazine_key=ma38c879b5d14

そのなかに
「ポランニーは六十歳を過ぎて新たな環境に身を置いたが、驚くべきはコロンビア大学での精力的な活動である。たしかに『大転換』には人類学、とくにトゥルンヴァルトとマリノフスキーというオーストリア=ハンガリー帝国出身の二人の人類学者の業績が十分に生かされている。だが、多様な時代や場所の非市場社会についての経済人類学研究と、古代以来のさまざまな社会についての考察から市場社会を相対化する試みは、やはりコロンビア大学での共同研究によって開花したものだ。ポランニーが経済人類学の創始者となり、いままさに必要とされ注目される新たな学問領域をひらいたのは、六十歳を過ぎて大西洋を渡り、妻はアメリカに移住できず、国境をまたいで大学と家とを往復する生活からだったのだ」とある。
70歳でも遅くない。オラ、日本のポランニーになる!

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