« しつこく警官に絡まれた話 | トップページ | ビジネスホテルの食堂をコミュニティ・レストランに »

2022年3月11日 (金)

市役所を福祉のデパートに

色平先生も出演された「立命館大学社会システム研究所 2021年度公開学術シンポジウム」を視聴。


滋賀県野洲市の困窮者援助の仕組みを聞いていると、人間の支援の枠組みはどの領域も相似関係だと思った。


たとえ市役所でも、組織はどうしてもスペシャリストの集まりになりやすい。要支援者は自分のための支援先を見つけられず立ち往生する。そこにジェネラリストとして「市民生活相談課」「自立支援相談機関」を誕生させると、とたん市役所が「福祉のデパート」になる。


とはいえ、総合診療医があくまで医療の中のジェネラリストにすぎないのと同様に「市民生活相談課」も市役所の範疇で有効というだけだろう。


入れ子細工でいろいろな階層のジェネラリストが必要なのだ。

0368b8ca5a3b4797ac6a33bf09ff26f6

|

« しつこく警官に絡まれた話 | トップページ | ビジネスホテルの食堂をコミュニティ・レストランに »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« しつこく警官に絡まれた話 | トップページ | ビジネスホテルの食堂をコミュニティ・レストランに »