« ローカル政治新聞 山口民報に寄稿 | トップページ | アルトゥロ・マルケスは生きていた »

2022年2月 7日 (月)

日本映画「空白」2021

古田新太、松坂桃李、寺島しのぶが出演する映画「空白」をNetflixで最近見た。https://kuhaku-movie.com/
ネタバレにならない程度に書くと(全ての人には「空白」があるというのは当たり前すぎるわけで)四つの空白がある。
父と娘の間の大きな空白、密室の短い時間の小さな空白、目的を失った未来の空白、死んでいったものの永遠に続く空白。
最初の空白は通俗的にすべて回収される。商業的にはこうしないといけないだろう。僕のような年寄りはこういうところでつい泣いてしまう。
二番目の空白は謎を残しながら半分ほど解決する。サスペンス風。
三番目は二人の中年女性。印象を残さないが実は多くの人にとって深刻。
四番目も二人が該当するが、考えるにはあまりに材料不足。続作があるなら、この解明かなという感じ。
これくらいの仕掛けを作らないと映画は作れないのだなぁと思う。いや、別にこれから映画を作る側になりたいと思うことはないのでどうでもいいのだが。

 

ただ英語での題名はintolerance 不寛容 で、これは芸がなさすぎる。

|

« ローカル政治新聞 山口民報に寄稿 | トップページ | アルトゥロ・マルケスは生きていた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ローカル政治新聞 山口民報に寄稿 | トップページ | アルトゥロ・マルケスは生きていた »