2022.1.28の「天声人語」は最悪の出来では?
CTを撮影してみると、内ヘルニアによる絞扼性小腸腸閉塞か、非閉塞性腸管虚血NOMAか判断がつかない。僕の診断力の限界。
しかしどちらであれ救命のためにともかく大慌てで大学病院に頼むことにした。
それで午前中は終わった。
こうしたどたばたで時間がすぎるのは僕だけでなく、周囲全体が表面的な忙しさに流されて大声で叫んでいる感じが今日は強い。
別に僕が聴覚過敏というだけではないようだ。
こういう日には、立ち止まって、あるいは別の視点でケースを検討しようという外来カンファレンスに人が現れない。多忙が理由なのだろう。
大声で叫び立てているような仕事にはしんじつ人を救う仕事もあるが、そうではなくて、ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)に分類されるものもあるように思う。もちろん、ブルシットなのはその仕事自体であって、その仕事を押し付けられている人ではない。
仕事を見直し、必要なことに必要なだけの時間をさけるように仕事を組み直すことが今後大切になってくる。
下は、それに若干関連のある今日の「天声人語」の一部。なおこの文章は、指摘すべきことの的を外した愚文の典型である。デヴィッド・グレーバーは別に科学技術を悪者にしているわけではないだろう。実体経済と遊離した金融資本主義と、ひたすら他人の支配を渇望する新自由主義こそがブルシット・ジョブ繁殖の原因だったはず。しかし、今日のところはそれについては省略。
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