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2021年5月 3日 (月)

自衛隊に感謝」の号令を鳴らしながら


2016年3月以来集団的自衛権行使が可能になり、米軍と一体になった「新自衛隊」が「軍事的合理性」の名前で政治をコントロールする事態、つまり事実上の軍事政権化が潜在的にスタートしている。それを推進する「政治的軍人」勢力が大きくなっている。

 

こういう事態においてコロナ・パンデミックや大規模気象災害という不慮の状況はそれを顕在化させる格好の条件になる。日本中に「自衛隊に感謝」の号令を鳴らしながら。

 

こうして気候危機は、脱成長環境社会主義前進のチャンスであると同時に、日本の軍事政権樹立のチャンスでもある。
このとき参照すべきは、1929年の大恐慌のあと、アメリカには左派に後押しされたニューディールがあり、ドイツにはワイマール憲法の人権条項を停止したナチス政権が成立した対照的な事例である。

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