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2016年4月26日 (火)

同じ大都市のなかの生命の格差

マーモットさんの書いたものにはしばしば地下鉄で結ばれた大都市内の地区間の平均寿命の格差が取り上げられる。

ロンドンの最富裕地区であるケンジントン・チェルシーと最貧困地区トッテナムは地下鉄(tube)で10駅は離れていないところだが平均寿命が20歳違う。

また同じロンドンのウェストミンスターボロ内でもおしゃれなメイフェアやナイツブリッジと荒れたチャーチ・ストリートでは20歳の差がある。

アメリカの首都ワシントンDCでも黒人地区サウスイーストと高級住宅地メリーランド州モントゴメリー郡は地下鉄(Metro)で結ばれ10マイルしか離れていないがやはり20歳の差がある。半マイル進むごとに1歳平均寿命が伸びていくのである。

日本ではどうだろう。

東京都立大学当時の星旦二さんたちが23特別区の比較をした研究がある。1998年だから相当古いのだが。

http://www.ues.tmu.ac.jp/cus/archives/cn17/pdf/67-04.pdf…'

それによると「東京都23特別区別平均寿命平均値をみると、男性は、75.95歳、女性は、81.83歳であった。

男性で最も短い平均寿命は足立区の74.7歳であり、女性では足立区の80.7歳であった。

男性で最も長命だったのは世田谷区の77.4歳であり、女性では目黒区、世田谷区、杉並区の83.0歳であった。」とある。

足立区と世田谷区の間に男女とも確実に3歳弱の差はある。

20歳にならないのは、特別区単位で見ているからだろう。

もっと小さい単位で見てみるとさらに開くだろう。

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