マーモットさんを会長とする世界医師会は、日本におけるこのような社会疫学の悪用を弾劾すべきだ
アメリカの卵パックには、「心臓に悪いのはコレステロールではなくてストレスだということが1970年代のマーモット氏の日本人移住者の研究で証明されている」旨の注意書きが添付されている。
これは商業コピーライターによる社会疫学の正しい応用である。
しかし、福島の原発被害において、放射線よりも避難生活や放射線への恐怖感によるストレスが健康に良くないというのは、医学者による社会疫学の成果を装ったデマである。
確かに避難生活や放射線への恐怖感によるストレスは健康に悪いかもしれない。しかし、それは証明されてもいないし、まして放射線より害があるなどということには何の根拠もない。
さらにいえば、避難生活や放射線への恐怖感によるストレスが健康に悪いことが証明されたなら、それをもたらした国、東電の責任はさらに大きくなることを発言者たちは気づいていないのかもしれない。
マーモットさんを会長とする世界医師会は、日本におけるこのような学問の悪用を弾劾すべきではなかろうか。とくにマーモットさんほどの日本びいきであるならば。
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