映画「ヴィオレット」
会議が早く終わったので、一番手近な岩波ホールに行くことにした。
東京のタクシーは苦手なのだが、相当高齢な運転手さんの車を見つけたので乗り込んだ。しかし「神保町交叉点」がうまく伝わらず遠回り。降りるときに100円安くしてくれた。
上映中だったのは「ヴィオッレットー ある作家の肖像」。
ボーヴォワールに見出された異色の女流作家の伝記。
物語はここで要約するほど面白いものではないがボーヴォワール役の女優と作家の住んだ南フランスのフォコンという村の風景が良かったので眠らないで済んだ。
悲惨なスタートながらも自分が書くべきものを苦闘しながら見出して行くという結局はハッピーエンドの話だったので、映画館を出た時はこちらも何か希望のようなものを感じていた。
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