赤旗の起源
今朝のしんぶん「赤旗」には刮目すべき記事がある。
1面の「潮流」に赤旗の起源が明確に記されている。
それは18世紀フランス革命後の戒厳令の印だった。
1791年は民衆の決起を弾圧するための戒厳令の赤旗として現れた。
しかし1792年には「行政権の反乱に対する民衆側からの戒厳令」の赤旗となった。
ここから赤旗は民衆のたたかいの象徴となった。
行政の反乱と規定するのが当然の、安倍内閣の立憲主義破壊に対しても、民衆は今こそ自分たちの赤旗を掲げるべきなのだ。
共産党の機関紙だけが独占している事態ではない。
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