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2016年1月21日 (木)

『支え合い』包括ケアシステム

宇部市の地域包括ケアシステム計画は「宇部市『支え合い』包括ケアシステム」というらしい。

支え合いという言葉が入るのが肝である。

これは幸手モデルが、医療介護のシームレスな連携だけを地域包括ケアシステムとはせず、むしろそれよりも地域コミュニティの中に潜在している医療リスク・介護リスク・生活リスクを重視して、暮らしの保健室と地域診断というツールを使ってそれと向かい合うことを必須の構成部分としていることにほぼ照応する。

ただ、幸手モデルほど自覚的ではなく、医療介護の一体化方針と、コミュニティの力の発揮方針の二つを結ぶプラットフォーム作りは構想されていない。

両者が無関係に並列されているだけなのである。

悪くすると、医療保険・介護保険・総合事業とやせ細ったサービスの樹がまばらに立っているだけの荒涼としたケア風景になっていくのだろう。そのときは総合事業を「支え合い」と称しているだけのことになる。

きっと宇部の「中野先生や小泉さん」が生まれてきてプラットフォームが作られないと前進はないのだ。

僕の仕事は、それが誰なのかを見極めることだ。

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