« 「まちづくり」という用語はやめよう | トップページ | 市役所訪問 »

2016年1月14日 (木)

映画の印象 断片

映画について切れ切れに。

「母と暮らせば」:吉永小百合の役名が「伸子」、黒木華の役名が「町子」。町子は実は「真知子」だとすれば、それぞれ宮本百合子と野上弥生子作の日本文学史上最高の女性主人公の名前だ。

「母と暮らせば」:野卑だが人が良くて生活力のある「上海の小父さん」に惹かれる母親は、実は山田洋次を捨てた彼の母に重なる。高齢になった山田洋次がようやくその問題を語り始めたという気がする。

「チョコレート ドーナツ」は正月に衛星放送で見たアメリカ映画だが、LGBTと障害者の人権を正面から取り上げたいい映画だった。戦争を延々と続けている帝国アメリカが、人権感覚では日本などと比べようもなく部厚い社会を持っていることがわかる。

これも衛星放送で見た古い日本映画「赤いハンカチ」。石原裕次郎主演のめちゃくちゃなストーリーだが、主題歌の2番だけは心を揺さぶられる。あの娘が持っていた赤いハンカチというのは、戦争で全てを失った青年の絶望という主題を隠すための小道具である。

|

« 「まちづくり」という用語はやめよう | トップページ | 市役所訪問 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画の印象 断片:

« 「まちづくり」という用語はやめよう | トップページ | 市役所訪問 »