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2016年1月 5日 (火)

合流

昨年の後半しばらく、僕は今の民医連を理解する上でのキーワードは「合流」だと言っていたことがある。

日本の医療の民主的伝統Xとマルクス主義の合流で無産者診療所が生まれた。これは戦後に民医連の旧綱領につながる。

戦後50年もすると旧綱領と日本国憲法の合流が熟して、新しい綱領が生まれた。

さらに今は国連中心の健康権、健康戦略との合流が進んでいる。

・・・と言っていたのだが、「いつから民医連はWHOの下請けになったのか」などという人もいたのと、この合流によるベクトル合成の繰り返しという理解は一応完成して揺るがない気がしたので、あえて、それから先の展開はしないことにした。

日本の医療の民主的伝統Xの解明は到底手に余るが、誰かが手を着けるように扇動することは出来るかもしれない。

というわけで、しばらく「合流」という言葉を忘れていたのだが、今日のしんぶん「赤旗」を見ると、党旗開きで志位さんが使っている。

「三つの潮流がおこり、『大合流』しています。」
三つの潮流とは、第一は従来から存在し時に対立していた三つの系列が一つになった「総がかり」、第二はシールズその他の若い人たちの運動、第三が専門家の知的共同体というわけである。

これは日本史上初の市民革命的な動き、だとまで志位さんはいうが、それは言い過ぎかもしれない。秩父困民党の反乱などもあったわけだし、初ではないだろう。

それはそれとして、合流という言葉は、沖縄人民党の合流以降はあまり共産党は使うことがなかった。だから僕はあえてこの言葉を選んだのだが、これでちょっと使いにくくなった。

えらい人の真似をしているように思われるからね。

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