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2016年1月12日 (火)

賢くみせる方法

高井正夫さんに教えてもらった ザ・ガーディアンのエッセイがやけに面白い。http://www.theguardian.com/global-development-professionals-network/2015/dec/29/10-tricks-to-appear-smart-during-development-meetings

筆者は「Sunny in Kabul」というブログを開いている Gary Owenという人。https://about.me/Gary_Owen
Gary Owenはペン・ネームで、もとは米国陸軍歩兵部隊にいて、イラク作戦には民事問題担当 として従軍し、2009年からアフガニスタンで民間の開発援助に携わっている人らしい。政治的にどういう立場の人かはまだ分からない。

「開発関係の会議で賢く見せる10のトリック」
ある国の人々のために働いていると思っていても、結局は資金提供国のために働かされている。そのうえ資金提供国は、援助される国の利益はほっといて、会議を牛耳ることしか頭にない。その証拠に会議で「アクション・プラン」なんか決めてもすぐに忘れられる。

そんな会議を耐えて生き延びるだけでなく、誰より純粋に仕事に携わっており、抜きん出たオピニオンリーダーであるように見せるためのテクニックがある。

1 「そのことのマイル・ストーンは何?」と質問する
つまり「数字目標は何?」ときく
  これだけで、用意のない提案者はしどろもどろにできる。

2 馬鹿の一つ覚えで「そのことのサステイナビリティ(維持可能性)はどうなんだ」を連発する

3 発表者がまだ話しているのに資料(ハンドアウト)を投げ捨てる

  俺が一番詳しいということを示すには資料をガシャガシャ言わせるのが一番

4 まだ提示されていないスライド(ハンドアウト)の上に落書きする

5 「その提案にはジェンダーについての考慮がないな」と言い放つ

6 かならず「私が心配するのは・・そこには・・・について十分な考慮がない こと」という風に発言し、提案を貶める
 
なぜ心配しているかの根拠など示す必要はない
提案が不十分だと言う印象が生まれればそれ良い

7 なんであれ継続課題にしましょう、という
 
   そうすれば、その提案が現実化しないことでみんなが安心する

8 誰かが本当に働き始めないよう、非効率な官僚主義について言及する
  「この国では、それがどんなに時間がかかるか、わかっているよね」

9 現地政府をあざ笑う
  あいつらが威張っているからだめなんだ、と公然と言い放つ

10 「現場に行かなくては」といって会議を中座する

現場に行ったかどうか検証する人などいない

考えてみれば、こういう人物、僕の周りにもいたな。

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