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2016年1月 9日 (土)

1/10の会議挨拶

1/10の中国四国地方協議会企画での挨拶の原稿を書いた。声が嗄れて、耳も聞こえにくくなっているから、原稿は必須だ。

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「連休中の一日をつぶしてのご参加、まことにご苦労様です。

本来なら告示日を1週後に控えた宜野湾、岩国の市長選のほうに回っていただいたほうが良いかたもたくさんいらっしゃるかと思いますが、ご無理を言って申し訳ありません。

私は、全日本民医連副会長で、中四地方協議会運営委員会の責任者をしている野田浩夫と申します。よろしくお願いします。

私が田中先生、ついで皆木先生の後に中四地協の責任者となって今年で満4年を迎えます。 最初は相当意欲をもってこの任務に臨んだのですが、やはり大変難しいということを実感しています。

隣の九州沖縄地協や近畿地協が、地方協議会として優等生であるのに対し、中四はどうも冴えない、全国一の劣等生という感じです。

言い訳をするようですが、これは地形的なものもあるのではないでしょうか。

北から見ても南から見ても海岸平野―山地―海岸平野―海―海岸平野―山地―海岸平野とまるでミルフィーユのような構造をしています。

大きな中心都市のある大福餅やシュークリームのような地方協議会と比べるとどうしてもまとまりにくい。

また、大半が医療生協の病院・診療所であって、生協ごとの独自性が前面に出て、相互に批判しながら協力するという習慣がないという構成法人構造も相当影響していると思います。

看護、リハ、放射線技師、検査技師などの各職種や安全や社保などいくつかのテーマの横の連絡会的な委員会や企画はありますが、それにしても共同の学習会を開くというところで終わっているのではないかと思います 。

しかし、それを打ち破ろうとしている動きは今期確実に起こりました。

それは、昨年1月に開いた医学生対策をテーマにした大決起集会です。

医学生対策は従来から地協・全日本の枠で活動することが多い分野でした。 しかし、改めて、幹部の大半が集まって民医連にとってこれは第一義的な課題だ、それをただ頭でわかるだけでなく、医学対の人事配置や、幹部自身の行動で示す必要があるということの意思統一を図ったところ、もちろん県連ごとの成果はいろいろですが、明らかにこの決起集会を契機に行動変容して成果を出した県連も現れました。

その結果、その県連の全日本民医連や民医連運動への結集自体が新しい段階に達するという変化も生じています。

そういう意味で、今年も地方協議会として幹部の皆さんに集まっていただいて、何らかの行動変容と団結の向上をもたらす検討・交流の場をもつことを重視して、今日は中四国の大きい弱点の一つである経営を俎上に載せようということになりました。 時期的に、全職員の力がひきだせるような予算作りをどうすすめていくかがテーマになろうかと思います。 ぜひ、熱心に討議していただくようお願い申し上げます。

交流して、優れたところの経験を見聞することは本当に大事です。

昨年12月19日に、私は平田保地協運営委員会事務責任者と一緒に埼玉県幸手市の地域包括ケアシステム 幸手モデルのさわりを見学に行きました。

私はここ8年間、高齢者医療や地域包括ケアに関する仕事をずっと全日本民医連でやっていて、その最後に、一つの結論として見つけたのがこの幸手の、中野智紀というまだ卒後15年の若い医師の進めている実践だったのですね。

たった2時間弱の幸手市滞在でしたが、何が本当に必要なことかが、実際に本人にあって話を聞くとまさに目からうろこが落ちたようにわかりました。

考えてみれば世の中の重要な仕事は中野先生くらいの若さでやり遂げてしまうものだというのが私の正直な感想です。そういう意味では、私などは早くに身を引いて後進の活躍を期待すべきですね。

しかし、幸手を見た目で、一昨日、全日本民医連の4役会議での42回総会方針案作成討議に出てみますと、まだ目にうろこがついている人がたくさんいらっしゃるんじゃないかなぁと失礼ながら思ってしまいました。

ちなみに幸手の中野智紀先生には6月5日の地方協議会総会のときに、オープンな学習会形式で話してもらうことにしていますが、

ともあれ、現段階では経営にしろ運動にしろ私たちの議論はまだまだたりません。ぜひ今日を飛躍台にしていただきたいということをお願いして開会のご挨拶といたします。」

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