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2015年12月 5日 (土)

健康戦略の簡単な歴史

国連の健康戦略を概略的に眺めてみよう。

1:主として途上国対象のプライマリ・ヘルス・ケアPHC
これは米ソ対立の中にすぐ壊された

2:主として先進国対象のヘルス・プロモーションHP
これは新自由主義の大波の中に飲み込まれた

3:2の反省として生まれた「健康の社会的決定要因SDH」にもとづくヘルス・プロモーション
これは極めて重要であったので、そのまま 4に移行することとなる

4:先進国と途上国を統一した対象とする「新しいプライマリ・ヘルス・ケア」

皆保険制度、プライマリ・ケア、SDHにもとづく政策

しかし、これも生まれた途端、2と同じく新自由主義の波による侵食が激し い。

たとえば安倍政権は世界の健康を日本が牽引するとして、皆保険制度を国内で軽量化しながら途上国に輸出しようとしている。それは製薬企業、医療機器メーカー、生命保険会社の利益を代弁していることに他ならない。

TPPなどにもつながることである。

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