まだ読んでいる途中だが、神島裕子「ポスト・ロールズの正義論 ー ポッゲ、セン、ヌスバウムー」ミネルヴァ書房 2015/6はお勧めである。
まだ読んでいる途中だが、神島裕子「ポスト・ロールズの正義論 ー ポッゲ、セン、ヌスバウムー」ミネルヴァ書房 2015/6はお勧めである。
僕より20歳近くも若い著者の2007年博士学位論文をもとにした総説。
ロールズ、セン、ヌスバウムの主張について概説を知りたい人には最適である。
健康権や、健康の社会的決定要因に基づいたヘルス・プロモーションについて考え始めようとするとき、手引きにするべき本でもある。
著者の経歴も興味深いので、一度話を聴く機会を持ちたい人だ。
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