「女は二度生まれる」1961と 「夢を売るふたり」2012 の同じ終わり方
最近、ケーブルTVで見た映画がそっくりのエンディングなのに気がついた。
1本は若尾文子主演の「女は二度生まれる」1961
もう1本は松たか子主演の「夢売るふたり」2012
どちらも印象深いエンディングなのだが、不幸な主人公がこちらを向いて「あら」というふうな表情に変わると唐突に終わるのである。
偶然のこととは思えない。
後者について、主人公が最後に発見するのは見ている私たちだという解釈を示す人がいた。ならば前者もそうだろう。
おそらく、主人公の不幸さがその「あら」という表情で救われている気がするのは、何かしらのコミュニケーションがそこにあるからだろう。
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