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2015年10月11日 (日)

民医連の学術・運動交流集会(大阪)と消化器病関連合同学会(東京)

民医連の学術・運動交流集会(大阪)と消化器病関連合同学会(東京)の二つを回った4日間だったので疲れ切って羽田に。

学ぶことは多かった。

中でも日本国憲法における地方自治の原則の9条にも劣らない重要さ。

それと在宅看護・介護における制度の制約と現場の発見するニーズのあまりにも大きい乖離。

韓国・フランスの医療運動の代表団との交流や、スケジュールの隙間を見つて長瀬副会長が連れて行ってくれた緒方洪庵の適塾遺構。

適塾は良かった。当時の塾生の暮らした大部屋も残っているが、隣にあるヅーフ(日本ーオランダ語辞書を作った人の名前)部屋には夜中じゅう明かりが灯っていたそうだ。

自分も初めて同時に10人も研修医が入って混乱を極めた新興の中小病院でアナーキーな研修医生活を送ったが、おそらく似たようなものだったのだろう。

学会では腸細菌の話が印象に残った。パプアニューギニアで肉も魚も食べないのに筋肉隆々の部族がいるのはそれに見合う腸細菌叢を持っているのだろうとか、私たちの食物嗜好も腸細菌で決まっている、人生の様々なことが腸内細菌で決まっているのだろうとか。そういう週刊誌ネタはともかく、確かに増えている難治性で再発を繰り返す偽膜性腸炎の人の腸に健康便を丸ごと入れる治療法 便微生物移植(fecal microbiota transplantation:FMT)が有効という話は意表を突かれる話だった。

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