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2015年10月 7日 (水)

スティル・ライフの意味

今朝の連想

きづけば、小説家の池澤夏樹氏も、ノーベル賞の梶田隆章さんも埼玉大学の物理学科出身なのだなぁ。

作家のほうは中退しているが、初期の作品「スティル・ライフ」 で、真っ暗いバーでグラスの中の水にチェレンコフ光を探している主人公を登場させている。チェレンコフ光はニュートリノが水の中の電子にぶつかれば生じるのである。
どこかでつながっているのだろうなぁ。

ところで「スティル・ライフ」といえば映画『おみおくりの作法』/ウンベルト・パゾリーニ/イギリス、イタリア/2013 の原題もstill life だった。

「静物画」と訳すのだったら、小説も映画も僕にはなぞの題名である。

ところで、あの小説の中で僕がすきなのは次のくだりである。

「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。たとえば、星を見るとかして。」

とすると、宇宙が僕にとって静物であるということになるのか 。

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