インドの都会的映画二つ
最近、インド映画をDVDで二つ見た。
聾唖の青年を主人公にした「バルフィ!人生に歌えば」は、コルカタを舞台にした映画。
弁当配達をテーマにした映画「めぐり逢わせのお弁当」はムンバイが舞台。
いずれもインドの大都市住民の感覚を反映して、形式的な結婚から解放されようとする女性の生き方が背景になっているが、突然群集の舞踏シーンが脈絡もなく始まるインド映画らしくなくて、静かに心に沁みるものだった。
*インドの大監督サタジット・ライの「大地の歌」に続く3部作は中学生の頃から見てきたが、彼は彼一代で終わった奇跡の人なのだろう。
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