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2015年9月 7日 (月)

臆せず「幸手モデル」を模倣していこう

国政レベルで言うと小選挙区制によって国会は民意とはかけ離れた虚構物に成り下がったが、地方では大規模合併によって地方議会が限りなく住民から遠い存在になった。

それを改める民主主義のバネは国政では全国100万人集会などの形で現れつつある。

地方政治でそれに当たるものはなんだろうか。
全員参加の地区別住民協議会に権限委託しろという運動だろうか.

しかし、地方の「地区」は厄介だ。まだ家柄と利権、旧住民・新住民対立が一塊になっており、相当の権限委託してもそこが民主主義的拠点になるとは到底思えない。

そのとき、医療生協が地区の構成メンバーとして登場することが、シーンを変えるかもしれない。

というより僕自身はそこにかけているわけだが。

その方法だが、
①医療生協の支部が自治体、自治会、各種NPOに呼びかけて「住民が主人公の地域ケア会議」を定期的に開く・・・潜在的なケアニーズをIPWで掘り起こす

②会議と平行して、学習のための「ケア・カフェ」を開く(IPE)

③すでに問題は顕在化しているのに支援にアクセスできない緊迫したニーズのために「暮らしの相談室」を恒常的に設置する。

ほとんど幸手モデルの模倣だが、自治体に手がかりがない住民は、医療生協を拠点にこれを始めなければならないのだろう。

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