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2015年8月20日 (木)

センターって何?

もう10年近くも前から、民医連有志で月1回の憲法9条、25条守れという早朝宣伝をほそぼそと続けていた。

動員などとは縁がなく、来れる人が来て、パネルを持って立つというだけの静かな活動であるのが気に入っていた。

参加できた日はこれが自然に広がっているのを期待するという充実感があった。

ところが、最近急に職員以外の参加者が増えた。それは大歓迎である。しかし、驚いたのは、突然ハンドマイクを持って宣伝する人が現れたことである。

それは政党の前議員だった。こんなことを頼んだかなぁと思い、これではまるで彼の次回選挙に向けた活動に僕らが使われている印象が生まれると嫌な気になった。

落選したばかりで、おそらくその政党でも彼を次期候補と決めていないとき「カエル通信」というのを配ったので、これも相当驚いた記憶がある人である。

率直にその思いを県連事務局長に伝えると、何と、もはやその活動は民医連のものでなく、何とか共同センターの主催に変わっているというのである。どうやら、僕のいない会議でそのセンターに民医連が加わると決めたらしかった。

そのセンターについて調べてみると団体加盟の組織らしかったが、それぞれが自力で護憲運動を展開できるところばかりだった。完全に全員が知り合いで、センターを作ったところで外への広がりがないばかりか、僕たちの独自の運動スタイルを上意下達式に変更させてしまうものでしかないように思えた。参加を決める会議に僕がいたらきっと反対した、と思う。

面白くないなぁと思っているうちに、隣の町にも同様の組織ができ、その町にある民医連の診療所職員に古参の活動家を通じて動員指令が来たという話が届いた。伝え聞く、その口調に胸が痛んだ。

もとより、完全に自発性に依拠して続けて来た活動である。いろんな人の縁を頼って大きくしたいと思っていた。そこに土足で踏み込むような介入が本当に必要なのだろうか。

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