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2015年8月 8日 (土)

有明海に沿いながら

日盛りの中を、満員の特急で博多から長崎に向かう。
隣の席には白人の中年の男女のグループがいて、地名を一つづつ確かめている。

雲仙を対岸に見ながら有明海沿いに進んでいる。海沿いの小さな集落が現れては消えするうちに、僕が経験したこれまでの全ての夏の思い出が押し寄せてくる感じに襲われた。

その全てが取り戻せないもので、しかも、未来は不安に満ちていると思うのが老境にさしかかった証拠なのだろう。

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