世界を覆う直接民主主義的な運動
今日は金曜日だから、全国各地で戦争法案反対、原発再稼働反対の運動が活発に展開されるだろう。民医連で情勢を議論しても若い人たちの立ち上がりに驚いたり、希望を託す発言が多い。
実に最大時54万人を派兵していたベトナム戦争中のアメリカでは、学生に共通テストを実施し、ある点数より低いものは徴兵の対象になった、ということであるから、若い人は現状にもっともっと危機感を持っていいだろう。
少し時代が下ると、この運動の盛り上がりはおそらく世界を覆う直接民主主義的な運動の一環として理解されるだろう。
それは1960年4月19日韓国で起こった李承晩独裁政権打倒の「4.19」革命が日本の安保運動に与えた甚大な影響を思い出すのに似ている。この時は、東アジアだけのつながりだけだったが、今は世界が一つだ。
チュニジアのジャスミン革命、エジプト、アメリカのウォール街占拠、ギリシャのシリザ政権、スペインのポデモスの進出、香港の雨傘と世界を連鎖的につないでいる運動の一つだったとみんな思い出すのだろう。
どういう環境で思い出すかが一番重要なことなのだが。
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