地域包括ケア戦略会議 と多職種協働委員会
5/30(土)は広島で医療倫理学習会の講師活動、その足で岡山に行き民医連の中四国地方協議会総会に参加して、5/31〈日)の夕方に病院に帰ってくると、その間に病棟で力を注いでいた患者さんが一人亡くなっていたという事情もあって、もうほとんどエネルギーが残っていない状態だった。
デヴィッド・ハーヴェイの「資本論入門」や「資本の謎」から学んだ「略奪」論や大都市論を盛り込んだ集会挨拶がほとんど参加者に届かなかったということも一因にはなった。
というわけで、6/1(月)は死んだような状態で昼間を過ごした。
夜になって、救急輪番日に当たってしまった整形外科の当直医に支援要請されて呼び出され、救急車で運び込まれた「原因不明のDIC+昏睡」患者の診断、病棟で発生した急性呼吸困難患者の診断に頭を振り絞り、ついでに入りにくいという導尿カテーテル挿入を一発で決めたらようやく生き返った。
おかげで、今朝(火)は一つのアイデアを思いついた。
法人に「地域包括ケア戦略会議」をつくり、県連に「地域包括ケア・多職種協働委員会」を設置するというアイデアである。
前者にはベテラン、後者には若手を配置し、これを両輪にして地域変革の過程としての地域包括ケアを前進させるというプランである。
その勢いを駆って、6/6の医療介護倫理交流集会の挨拶も書いた。まだずいぶん時間があるので、ゆっくり考えればいいのだが、そうこうしているうちに忘れてしまうのではないかと不安になったからである。
躁状態と記憶を失うのではないかという不安につかまっている、という自画像はあまり嬉しいものではないのだが。
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