医療倫理の時代
地域包括ケアの時代は、すべての意思決定が生活全般をみすえた難しい倫理的内容をはらむ時代である。
地域包括ケア時代は医療倫理の時代ともいえる。
しかし、同時に地域包括ケアは、政府のトップダウンと民医連のボトムアップが激突する場である。
その激突のなかで、人権に根ざしてイニシアチブを握るための武器が、じつは医療倫理に基づく判断力である。
となれば、医療倫理委員会は、別の意味で地域包括ケアの戦略的課題になるのである。
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