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2015年5月22日 (金)

佐世保の事件について :「世界」6月号から

雑誌「世界」6月号では、孤立する加害者家族への援助を論じる座談会の記事があった。
なかでも佐世保の女子高生殺人事件に関連して、加害者の父親が自殺した件で述べられていることが興味深い。
彼が社会的自己像を何より大切にする性格で、しかもその社会的自己像のモデルが100%でなければ0というものだったため、加害者の父親という0の地点にいたるや簡単に割り切って自殺を選択したのだという解釈。
この事件に関わった精神科医はそのことを十分承知しながら、そういう人格に感情移入できず放置しており、あとで「しまった」と思ったという。
医師や弁護士は似たような社会的自己像への依存を持ちやすいのかもしれない。0になった自分に耐えられるような教育が彼らにはどこかで必要なのか?

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