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2015年4月18日 (土)

擬制資本と大阪都

直接的あるいは政治的暴力を用いて奪い取った旧市街を、税金を用いて再開発する。

税金で作った高速道路や新交通システムがそこには走り回る。

開発業者が作った高層マンションが立ち並び、高額なローンに縛り付けられた人びとが、高齢者になったえ時の苦難も示されずに住まわされる。

足元には、本物の資産家たちが住むゲーテッド・タウンが広がり、その横には暴力団の資金源となるカジノが一晩中光を放ち、埋め立てられた海岸線にはホテルや巨大なマーケットが並び、どこにも自然はない。
こういうものを都市の略奪と言い、そこにある諸資産群は、ペテンのための資本として、本来の資本と区別されて擬制資本と呼ばれる。

これはソウルの話ではなく、明日の大阪の話である。

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