能登方言と広島県島嶼部方言の類似
最近のNHKの朝ドラを見ていると、そこで使われている能登方言が、僕の母の里である広島の島嶼部(大崎下島)の方言にそっくりなのに気づいた。
少し検索して見ると、同じ瀬戸内海にある小豆島のある町長さんが次のようなことを書いているのを見つけた。
「小豆島の私たち馬木の民は、赤穂から塩職人として小豆島に集団移住してきました。私たちの先祖は、赤穂の前は、北陸の能登半島に住んでいたようです。前町長によると、石川県のある地区の人々の方言が馬木の方言と同じだというのです。さらにさかのぼると、馬木の方言は京言葉がまじっているそうです。我らの先祖は、京都から北陸へ、赤穂へ、そして小豆島と、転々とした流転の民だったのかもしれません。」いずれも製塩に関わる話だな。
いや、そうではなくて、山形の酒田から能登を経由して下関を通り大阪に行く西廻り海運が同じ言葉を運んできた、というのが僕の独断的見解である。
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