改めて日本医師会の「かかりつけ医機能強化研修会」のテキスト
改めて日本医師会の「かかりつけ医機能強化研修会」のテキスト
http://dl.med.or.jp/…/nic…/zaitaku/zleader02/zleader02_r.pdf
の「6.介護保険」を読むと色々なことが見えてくる。
地域包括ケアは、高齢者激増に怯えた介護保険縮小・変質政策の別名である。...
①自己責任論の徹底
②施設抑制、民間高齢者集合住宅の拡大
③軽度者の放り出し(介護予防の廃止)と、地域支援事業という名目での住民ボランティアでの代替
④医療保険の利用・合体ー医療保険側の変質 ベッド規制、混合診療の拡大、専門医数の官僚的統制、必然的に増えるリタイア医師を「かかりつけ医」=19番目の専門医「総合診療医」と称して安く利用
⑤医療・介護にまたがる経営と理念の統合(非営利ホールディング+規範的統合)
これに対して、私たちは、自らの暮らし方を変える(たとえば地域の隣人や環境・自然にもっと深い関心を向け、互いに結びつき、市民としての活動・発言を旺盛におこなう)ということで対決していかなければならない。
「患者中心の医療PCM」 で 「患者を全人的に理解する」ということが第一に挙げられているのも、「地域の隣人や環境・自然にもっと深い関心を向け、互いに結びつき」ということの医療者としての実践に他ならない。
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コメント
ご無沙汰しています。
出張中なのですね。
さて、一度近いうちに折り入ってご相談したいことがあります。
日時は先生の都合に合わせます。
ちなみに、私は藤本一規さんの選対事務局長をやってます。その関係の相談です。
では、また。
*相変わらず駄文を書いています。近くHPを再開し、掲載する予定です。その節にはご笑覧を。
投稿: 荒木敏昭 | 2015年2月 8日 (日) 10時39分
荒木さん、いつでも構いませんが、毎月第1週と3週の週末はいません。
投稿: | 2015年2月16日 (月) 16時08分