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2015年2月19日 (木)

地方の再生 本質は地方の民主化

地方の再生・まちづくり というと、どうしても一村一品運動的な産業起こしや、特区による企業・イベント誘致を考えやすいが、経済成長に頼る社会進歩(池田内閣の「所得倍増論」以来、人々の意識に埋めこまれてしまった呪文)という考え方を捨てて、これ以上の経済成長は不要で、自然と調和した恒常的な生産が維持できればいいと思い切ってみれば、全く別の課題が見えてくる。

それは、社会組織を変えることによる「住みやすさ、暮らしやすさ」の追求である。

生活の視点から既存の社会組織を全て洗い直して、必要な新しい組織を作ることが地方の再生に他ならない。

今、僕の周囲では、医療崩壊に伴う救急医療の困難が病院間のいがみ合いにも発展しているが、どうして医師が自治的な組織を作って、自治体に引き回されるのではなくリードするという方向に行かないのだろうかと思う。

また、平成の大規模合併による弊害に対しても、再分離運動、自治区作りという方法論も提案されていると聞いている。合併前の旧市町村に自治議会を再建するというのも一つのアイデアである。

そういう様々な社会組織のあり方の再構築や樹立、言ってみれば創造的な民主化こそが地方再生、まちづくりなのだ。

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