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2014年12月 8日 (月)

12/7 那覇で

12/6に那覇で泊まったホテルは、2回乗ったタクシーの運転手がどちらも知らないというマイナーなホテルで、さびれきった歓楽街のそばにあった。名前が何度も変わっているので覚えられないということらしい。

変わった構造で、3階にあるフロントと並んだ大宴会場の上は10階まで吹き抜けになっている。すなわち4階から10階までの客室は四角形の吹き抜けを囲んだ回廊状の廊下に面してまるで集合住宅のような感じのドアが並んでいる。

3階での宴会を泊り客は上から見物できてしまうわけだが、その日は修学旅行生の夕食会場なので見ている人もいなかった。

しかし吹き抜けは空に続いているわけではなく 11階には展望のよい別の宴会場が蓋をするようにある。そうでないと、3階は宴会場にならないのだから当然である。

客室にはそれぞれ割りと大きなテラスがあるので、元はマンションとして作られたのかと思ったが、部屋の構造は普通の客室であり、やはりもともとホテルだったようである。

意外で、格別に気持ちがよかったのは2階の、3方向が壁のないコンクリート打ち放しの廊下に囲まれたガラス張りの朝食用の食堂である。

ぜんぜん豪華なものではないが、3方がまるみえだ。

密集した街の生活に向かって開放された高床式の2階があるという感じで、なんだか下町の街中の公園で朝ごはんを食べているかのような気分になる。普通に路地を歩く人を3方向に見ることができる、向こうからも見える。

12/7の朝、大半の観光客が出かけてしまったあとゆっくり降りて行ったのだが、沖縄の夜明けは遅いので、これだけ遅く起きても朝の気分があふれている。

こんな気分で朝ごはんを食べたことはなかった。

それから用事を済まして、帰る前に那覇空港の4階でお茶を飲んだ。

そこは窓の外に広がる東シナ海を除けば普通の都会の片隅に等しいものに過ぎなかったが、その時間もいままでの僕にはないものだった。

そこにいたときの気分が似ていたといえば、京都の立命館大学・衣笠キャンパスの道沿いから店の中の階段を降りていく「山猫軒」と言う喫茶店くらいか。

あの時初めて竜安寺と仁和寺に行ったのだった。

こういう経験や回想は引退へと人を誘うものだろうか。

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