西内 啓「1億人のための統計解析」日経BP2014
1952年生まれで1970年大学入学なので、コンピュータの教育は全く受けることができなかった。
コボルだのフォートランだのというコンピュータ言語が分からないと世の中の役に立たなくなるという脅かしは時々受けたが聞き流していた。
パソコンは、パワーポイントを割と早めに使い出して、投影用にOHPのフィルムを大量に消費したが、エクセルには全く縁がなかった。
1981年生まれで、大学の統計学の講義は当然のようにエクセルを使ったという西内 啓氏の「統計学が最強の学問である」が面白かったので、つい、最近の本屋に平積みされている「1億人のための統計解析」日経BP社を買ってしまった。
これが手に取るようにエクセルを使っての統計解析の仕方を教えてくれる本だった。十分、独習出来そうである。
どうも、これは若い世代が旧世代に恩返しするというまともな意図をもった良い本のようだ。
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