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2014年6月21日 (土)

出張の終わり

3日間も東京での会議出張が続くと自分が嫌いになってくる。

会議で黙っていることは美徳ではないと思っているし、他の参加者の意見を引き出したいと思うので、言わなくてもいいことを言ってみたり、日常生活の見聞を少し誇張して話してしまうこともある。もちろん、同時に批判せずに人の話を黙って聞くという努力も必要だ。これらはすべて僕の本意とは少しずれる。それが重なると苦痛になってくる。

そのうえ、会議中に突然、山口の病棟から入院患者の病状悪化を知らせる電話がかかってくる。僕がどこにいるか相手は知らないから、「すぐ来れますか。ご家族が興奮されています。先生から説明していただかないと収まりそうにありません」などということになる。

「行けない、⚪️⚪️先生に頼んで欲しい」などと、しどろもどろに答えていると、えーっ?と聞き返される。もともと滑舌が悪いのが焦って、さらに聞き取りにくくなっているだけとわかっているが、意地悪をされている気にもなる。

それやこれやあって、最後は這うように・・・これは大げさだが・・・羽田空港の薄暗いバスラウンジにたどり着き、誰もいない中で、読みさしの本を広げると、ようやく、静かな自分の分人が立ち上がる。

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