« エヴァ・フェダー・キティにならって、「誰だって母さんの子どもだった」モデルと名付けたい。 | トップページ | 平野啓一郎「決壊」新潮文庫2011 初出は2008 »

2014年5月31日 (土)

稼働年齢層での死亡の半数は貧困が原因か?

全日本民医連が、国保料滞納による無保険状態などによる手遅れ死亡調査の2013年分を5月19日に発表した。
全国23都道府県からの報告で57人が経済的困難による無念の死を遂げている。
ここから、全国レベルでの実数を推測することが可能だろうか。
全日本民医連の中での調査参加率を1/2、民医連の全国シェアを1/100、同様の例のなかでの捕捉率を生活保護捕捉率と同程度の1/10とみれば、報告の2000倍ということになる。
57❌2000=11.4万
となると、日本の年間死亡130万人のうち約10万人は、いわゆる稼働年齢層での経済的理由による無念な過剰死亡だということになる。だいたい、現場で患者の生死に臨んでいるものとしての実感に近い気がするが、どうだろうか。これに自殺3万を、その大半が経済的困難に関連ありとして加えれば、日本の死亡の1割くらいがそういうものだということになる。
かりにこの話を稼働年齢層に限って生じていることだとすれば15ー64歳の2011年の死亡者総数は179436人、約18万人であるから、半数以上が貧困による死亡ということになる。(全日本民医連発表の死亡者年齢分布がすぐに参照できなかったので全く不正確ではあるのだが)
*必要なのは、公的組織によるより大規模な実態調査である。

**国民生活基礎調査をもとに計算した所、1995年の生活保護捕捉率は9・9%。

|

« エヴァ・フェダー・キティにならって、「誰だって母さんの子どもだった」モデルと名付けたい。 | トップページ | 平野啓一郎「決壊」新潮文庫2011 初出は2008 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 稼働年齢層での死亡の半数は貧困が原因か?:

« エヴァ・フェダー・キティにならって、「誰だって母さんの子どもだった」モデルと名付けたい。 | トップページ | 平野啓一郎「決壊」新潮文庫2011 初出は2008 »