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2014年5月 2日 (金)

残業代ゼロ法案と、選択療養制度の忌まわしい共通点

医療情勢を討論していてふと気づいたこと。
「残業代ゼロ」法案では、該当者を表向きは年収1千万円以上の場合に限るとしながら、使用者と労働者の交渉で合意すればそれに当たらないとしている。
一方、政府の規制改革会議では、国際的なガイドラインレベルで認められながら直ちに国内で行えないような医療を「選択療養」として保険外・保険併用で行えるようにしようとしている。これは従来の「選定医療」に言葉が似ていて惑わされるが全く新しい制度なのである。
選定医療とこの「選択医療」が違うのは、その医療が次の時代のスタンダードかどうかは実際は関係なく、混合診療が「医師と患者の合意」だけで行えるとしているところである。
全く違う領域にみえて残業ゼロ法案と、「選択医療」提案には強く共通することがある。
直接的な当事者間の密室の交渉だけに全てを任せてルールもへったくれもないという、法制度無視、法制度破壊の姿勢がそれである。

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