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2014年5月12日 (月)

ジョン・フレイという家庭医の先達

岡山市で開かれたプライマリ・ケア連合学会学術大会の招待講演(ウイスコンシン大学 Frey氏)は示唆に富むものだったが、今後の展望の部分を僕なりにメモしてみると次のようなものだった。多分に僕に都合の良いように歪曲しているが。
《20世紀に起こった地域から病院へのシフトはおわり、いままた病院から地域への医療のシフトが生じている。
そこでは家庭医療にかかわる医師が小さな商店主から、地域のマネージャーへと変身することが求められている。
健康こそが地域の主要課題だという認識が何より重要だ。
国家レベルの課題と地域レベルの課題それぞれを知り、結びつけたり、適用したりしてとりくむこと。
その中で複雑さに直面することを恐れないこと。
病院ベースからコミュニティベースへの医療教育改革も必要。
日本について言えば、生命保険、私的医療保険などアメリカの企業の日本上陸は大半日本の国民の利益にとって良くないから警戒すること。》
ただし健康が地域の主要課題となるということが正当に語られながら、そのときの核になるSDHへの言及はなく、また、病院がHPHとしてヘルス・プロモーションに直接関わる可能性も考えられていないようだった。制度の違いもあるためなのだろうが、時間があれば質問してみたかった。

*家庭医療はカウンター・カルチャーだと言った人の紹介にはとても興味が引かれた。何かの機会に講演全文が読めるようになるといいのだが。

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