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2014年4月14日 (月)

医師の総合性について

4月13日は岡山に行って、この夏に山口県で開く民医連精神科交流集会の構想について、主として中四地協の精神科の先生と話し合った。
そこで説明を求められたのは民医連医師の能力としての「総合性」についてである。

能力としての総合性は3層の構造になっているように思える。
診療力と政策力とマネージメント力である。
診療力の総合性を養うものとして「患者中心の医療」PCMという理論がある。
政策力は、政策立案力と、政府の政策に対する批判力からなるが、その基礎理論は「健康の社会的決定要因」SDHと、それに基づく健康とケアにおける正義論、倫理観である。
マネージメント力は、自分の病院内にチームを作る力、地域で連携を作る力、市民運動を作る力である。
この三つを有機的に結びつけることから、総合性が立ち上がってくる。
それは個人レベルのことでもあり、集団レベルのことでもある。
そして、より具体的なことを言えば中小病院の総合性を確保するには、地域による事情があって一概にはいえないだろうが、総合内科ー精神科ー歯科あたりが必須のトライアングルになるのではないだろうか。

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